海遊館前観望会２００７

１月２８日（日）、今年も海遊館前観望会のお手伝いに行ってきた。

何故かこの観望会は毎年天候に泣かされている様な気がする。

毎年恒例のこのイベントは鳥取市のさじアストロパークさんが主催しているもので、子供達に星を見せる会（豊中天文協会や満天の星の有志。代表：ちゃっきりさん）がお手伝いしている。
当日は元々悪天候が予報されていた。
しかし到着してみると、雲はあるものの、それなりに青空があり、月も見えていた。
早速Ninja-400を組み立てて月を見せ始める。

満天のhamaさん夫妻も到着して25cmドブを組み立て始めた。

その内、海遊館の向こうの建物に夕日が反射して輝き始めた。その隣には南港のＷＴＣも見える。そろそろ日が暮れる。

ところが、また今年も雲行きが怪しい。
雲が次々と高速で通り抜けて行き、時折晴れるが殆どの時間は朧月状態だ。これじゃ、春の空やんか。
結局通りかかった人の半分ぐらいにしか、満足な月の像を見せる事が出来なかった。
仕方ないので、Ninjaの周りに展開していた機材を紹介する。（全ての機材を撮影した訳ではない）
こちらはお馴染み村尾さんのＮＧＴ－１８。
ドブソニアンの様に見えるが、ホースシュー式赤道儀であり、18インチ(45cm)の口径は僕のNinja-400より大きい。
僕にとっては、何れは欲しいと思っていたのに、夢のまま消えて行った名機である。

こちらはさじアストロパークさんが毎年持ち込んでいる三鷹製の屈折赤道儀。大変良く見える。これも今は無き名機の一つ。

そして手前味噌ではあるが、僕のNinja-400とhamaさんの25cmドブ。同じ方向を向いているのは、何れも月を狙っているからだ。
だが雲の通過待ちで小休止。

最後はもう一度全景を。

来年手伝えそうにないのは残念だ。
こんな風に、通りがかりの人達に月や星を楽しんで貰うのも面白いんだけどなぁ。

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