星空彷徨記(岩手軽米編其之三)
TeLさんの一声で、取り敢えず一枚上に着て双眼鏡片手に表に出てみる。まだ雲が多かったが、徐々に切れ始めている。
次第に雲のない部分が増えて行き、昨夜より透明度の高い星空に変わりつつある。双眼鏡では何とか尾を引いたC核の姿が見える。B核も結構良い感じだ。
早速Ninja-400を組み立てる。

勿論、最大視野を確保する為にNagler TYPE5 31mm。
おお、これは立派だ。彗星らしい形になっている。
あっという間に、TeLさんと僕のNinjaが並ぶ。
ほしあかり君が他の皆さんを起こしに行った。
薄明直前の1時間程度ではあったが、まともな彗星観望となった。
ここでお約束のやらせ写真1。

お約束のやらせ写真2(^^;。

そして、少々寒いが心地よい夜明けを迎えた。

朝食後、よく晴れているのでPSTを出す。黒点群は一つだけだが、プロミネンスは一時期より沢山見えるようになった気がする。
皆さんにも結構楽しんで頂けたようだ。
一息ついて、往路で電池のなくなりかけた携帯電話のスイッチを入れ、メールチェックしてみると、妹から母が入院した旨のメールが入っていた。
オフ参加の皆さんに挨拶し、慌てて帰路につく。
慌しくてごめんなさい。
今回もまた、津軽海峡は渡れなかった。
釧路まで行って、こぺさんの勤務状況を見てくるつもりもあったのだが、断念する。
身内の一大事である。
カーナビの案内に従い、九戸ICから八戸道にのり、それからは飛ばす飛ばす。そのうち眠くなったので、前森山PAで一端休憩する。
ふと見れば目の前には岩手山。

きっとまたここに戻ってくるさ、いつになるかは判らないけど。
東北は気候は寒いが人の心は温かい。
居心地の良いこの場所に、きっとまたいつか。
国見SAで降り始めた雨は、磐越道を走るにつれて酷くなっていく。
黒埼PAで夕飯をとる。既に18時を回っている。
金沢西ICを通過した頃には酷い雷雨のまっただ中。
名神に入り、多賀SAで仮眠をとる。
ようやく自宅に戻った頃には既に日を跨ぎ、5月2日2時10分。
一眠りして実家に戻る事にする。
星空彷徨記(岩手軽米編完)
/ GGA02600@nifty.com
☆<^)><★---・・・・・・
\゛ フォーマルハウト
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コメント
GWは彗星を見たり、FSPACEメンバーに会ったり、とても楽しく過ごされて良かったですね。
きれいな岩手山の写真も懐かしいです(^^) (「ゴーシュの会」メンバーと2度イーハトーブ巡りをしたことがあるので。
http://little.pobox.ne.jp/gosyu.htm )
投稿: リトル | 2006/05/10 23:28
リトルさん、コメントありがとう。
本当に楽しい東北旅行でした。
73P/Schwasmann-Wachmann3の追っかけは、まだ暫く続きますが(^^;。
投稿: フォーマルハウト | 2006/05/11 12:46