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2006/05/20

西はりま友の会5月例会

5月13日(土)、西はりま友の会5月例会に出席した。
ここの所西はりまづいているが、今回は団体会員参加する天文サークル満天の星のメンバーの面倒を見る事も一つの目的だ。
生憎の雨ではあるが、まあ、こういう事もある。
気を取り直していこう。

例会の方、森研究員のシュバスマン・バッハマン第3彗星の話は大変面白く拝聴した。
ちなみに僕は、中学生の頃から英語読みの「シュワスマン・ワハマン」に馴染んでいるので、今更変えるつもりはない。だが現地読み(ドイツ語読み)としては森研究員の発音が正しいようだ。
名前の話は兎も角として、彗星には全く興味が尽きない。
元々こんなに天文を長く続けるきっかけとなったのは皆既月蝕だったのだが、情熱を大幅に加速させたのはウェスト彗星との出会いだった。遙か彼方の銀河も大変興味深いが、これは大口径のドブソニアンを使う様になったお陰で身近になった事が大きい。皆既日食に魅せられたのは社会人としての生活が安定した随分後だった。
結局、天文を続けていて、最も見やすく劇的な現象は、彗星と流星群に違いないのだ。
確かに一般人受けする様な大彗星はなかなか現れる事はないが、それほど明るくないにしても、今回のシュワスマン・ワハマン第3彗星はバーストと崩壊を繰り返すと言う一大スペクタクルを地球の間近で見せてくれているのだ。

観望会の代わりになゆた望遠鏡の見学会が行われた。今回はいつもとは違い、一般人が立ち入れない場所の見学だ。これはなゆたを支え、駆動している台座。(写真提供頂いた戸次さん、ありがとうございました。)

台座の下

こちらは無造作に手押し台車に乗せられているが、これ一つで一億円もする観測機材らしい。素人の僕等には良く判らない。
1億円の機材

参加したグループ別観望会は、なゆたでスペクトルを撮ろうと言うものだったはずだが、雨が降っているので今ついている観測機材の説明会になる。
こちらは先日、プレアデス星団の恒星プレオネの二重リング構造を明らかにした分光装置。なゆたのクーデ焦点に取り付けられている。
なゆたって凄いね。
分光装置

こちらは今回ご説明頂いた、カセグレン焦点のカメラ。
観測装置

赤いカバーを取り外すと
装置の内部

こんな感じの装置が入っている。
早速説明会が始まる。
説明会

流石にご専門だけの事はあり、だんだん円谷研究員の説明が熱を帯びてくる。僕は途中で話について行けなくなり、リタイヤ。
次に観測室の中で、撮像画像の説明が始まった。
観測室にて

最後列の二人が、今回初めて会った「満天の星」の新人の後ろ姿。
土星像

この土星の撮像画像は、信号線の不具合もあり、まだまだ不満足なものだそうだ。
現在もっと優れた撮像装置を準備中との事だった。

懇親会が終わる頃、外に出てみると西空に晴れ間が出始めていて、月と木星がはっきり見えた。研究員の方に打診してみるが、大雨の直後だけにドームは開けられない様だ。
仕方がないので、新人二人を連れて駐車場へ移動。
早速Ninja-400を組み立てる。目標は天頂付近のはずのシュワスマン・ワハマン第3彗星。しかし、雲の動きが速く、なかなか丁度良い位置に晴れ間が巡ってこない。
このままでは天文薄明が始まってしまい、時間切れだ。
ヘラクレス座付近に広い晴れ間がやってきたので、対象をM13に切り替える。
お茶濁しではあるが、何とかM13だけは見て貰えた。
なお彗星の探査は続けたが、タイムアウト。
薄明が始まってしまった。
ここで二人には仮眠をとって貰う事にして別れ、機材を片づけた。
終わった頃、明るくなった空が次第に晴れていく。山間部には雲海も出来ていた。

夜明け

残念。またいずれ晴れ間が巡ってくる事もある。
次の機会には、あの二人にも満天の星空の元でなゆたやNinja-400を覗いて貰おう。

        / GGA02600@nifty.com
     ☆<^)><★---・・・・・・
        \゛ フォーマルハウト

P.S.飯塚研究員へ
翌日、大変失礼致しましたm(_ _)m。

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