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2005/09/12

アストロツアー

日本で2番目に大きい望遠鏡
9月11日(日)、参加者が足りないとのことだったので、急遽「天文台長と行くアストロツアー」に参加してきました。今回、第一回と言う事もあるのか、かなり気合いの入った企画でした。
見学した場所は国立天文台岡山物理観測所,美星天文台,美星スペースガードセンター(ここだけ中は見せて貰えなかった)です。
いざ出発
朝8時30分、小雨の降る中、西はりま天文台出発。
空模様
道中やや日差しの見えることもありました。 途中、第2集合地点のJR上郡駅等に立ち寄り、備前ICから山陽自動車道に乗って一路鴨方へ。 鴨方ICを下りて後、暫く走ると標識が見えて来ました。
標識
更にワインディングの続く山道を上がっていくと、
表札
こんな表札に出くわします。そうこうする内に岡山天文博物館前の駐車場に到着。
看板1
見学案内のこんな看板も掛かっていました。
看板2
この看板が、前夜ペガスス氏が言っていた「未だ日本一と書いてある誤った看板」の一つ。
ペガスス氏は、「棒を一つ書き加えてくること」などと言ってましたが、結局誰もやってません(当たり前か(笑))。
瀬戸内の島々
ふと南を見ると瀬戸内海の島々が見えます。
晴れていれば良い眺めなんだろうなぁ。。
黒田台長と吉田所長
黒田台長と吉田所長。この日は休日にも関わらず、所長さん自ら説明と案内をして下さいました。
丁寧なご案内、ありがとうございました。
受講前の一時
会議室で講義を受ける前の廊下での待ち時間の間、掲示物に目を通す会員の皆さん。
受講風景1
受講中の様子はこのようなものでした。
受講風景2
熱心に聞き入る会員の皆さん。
ご説明の内容は
 1.所内の望遠鏡配置について
 2.利用状況
 3.望遠鏡と観測装置の紹介
 4.最近の観測成果について
 5.他天文台との強力関係
 6.次世代3m鏡の計画について
ぐらいだったかな。
講義:所内配置

講義:利用状況

講義:観測装置

講義:分光装置

講義:最近の成果

講義:星形成史

講義:惑星発見

講義:ホットジュピター

講義:協力関係

講義:3m計画

この後、順路に沿って見学しました。
65cmドーム
こちらは現在使われていない65cmのドーム。 表面に浮いた赤錆が郷愁を誘います。 その向こう側には辛うじて瀬戸内海の島々も見えています。
188cmと91cmのドーム
そして、91cmドームとその奥の188cmドーム。まずは改造中の91cmカセグレンのドームへ。
改造中の91cm
91cmは改造中とあって、ミラーが外されていました。 日本光学(現:ニコン)製の望遠鏡の架台はフォーク式です。
ニコンのロゴ
銘板に記入されている通り、1959年製で日本光学の1号機だそうです。
主鏡を囲む皆さん
会員の皆さんが取り囲んでいるのが主鏡。 この直後、蓋を開けて見せて貰う事が出来ました。
91cm主鏡
思わず輝く一同の目! 良く見ると結構埃があったり、端が欠けていたりしますが、間近で見ると迫力がありますね。 何方かが、ミラーの欠け部分の処置についてお話しされていましたっけ。
188cmドームへ
さて、次はいよいよ188cm望遠鏡の見学です。
真空蒸着釜
入口を入った所にあったのは188cmミラー用の真空蒸着釜です。
年一回蒸着し直すのだそうです。
鏡の出し入れ口
こちらは天井に空けられた、ミラー用の出入口。
188cm望遠鏡-01
階段を上がるといよいよドームの中です。 188cmの架台は、春に行った堂平天文台の91cmと同じくイギリス式赤道儀です。 こちらはイギリスのグラブ・パーソンズ社製です。 主鏡Fが4.9と長いので、西はりまの2mよりも随分大きく感じます。
188cm望遠鏡-02
EOSを持って行けば良かったのですが、IXY DISITAL 400のワイド端ではまだ足りず、全景を一枚には収める事が出来ません。
188cm望遠鏡-03
仕方がないので接眼部側から一枚。
188cm望遠鏡-04
8角形トラスの鏡筒の先端部です。ニュートン焦点用の台の上に上がって撮影しました。
188cm望遠鏡-05
見学はこんな感じでした。 クランプを外して頂くと片手で軽く動きます。 バランスが良く取れているんですね。
188cm望遠鏡-06
「ほら、大きな副鏡!」
188cm望遠鏡-07
副鏡の径は50cm!うちのNinja-400より大きい!! 凄いですねぇ(溜息)。
188cm望遠鏡-08
所長の丁寧なご説明に耳を傾ける会員の皆さん。
188cm望遠鏡-09
上の段から見下ろしたイギリス式架台。 機能美すら感じます。
188cm望遠鏡-10
デジタル一眼で撮影されている会員さんの一人。
一眼持って来るんだったなぁ。
分光器
架台の傍らに置かれていたのは、最初の説明の中に出て来たISLE(近赤外撮像分光装置)。森研究員が関わっていたんだとか。
ドーム内移動中
架台の下を移動し、作業室に入らせて頂きました。
作業室
この部屋の奥の部屋には188cmのクーデ焦点が引き込まれていて、大型の観測装置が設置されているそうです。冷却されているため、人が入れるのは部屋の中までです。観測装置が設置された、更に内側の扉の中には入る事が出来ません。
集合写真の前に
ドーム脇で集合写真を撮影しました。 この写真はまだ集合写真の準備中。 本当の集合写真は黒田台長のカメラの中です。
天文博物館館長さんと黒田台長
次は天文博物館に移動。案内して下さったのは女性の館長さん。 黒田さんが紹介している時、トイレに行っていたもので、お名前は聞きそびれました(^^;。 どこか別の場所でお会いしている様な既視感があったのですが、気のせいですね。
古い分光器
こちらに展示されているのは、天体物理観測所で実際に使われていた分光儀。
プラネタリウム
博物館のプラネタリウムは、二球式のミノルタ製でした。
食事に移動
名残惜しくもありますが、ここで移動。 向かいの山のかんぽの宿での昼食は松茸たっぷりの釜飯。 大変美味しく頂きました。 次に向かったのは美星天文台とスペースガードセンターです。
渾天儀
美星天文台の前に展示されている「渾天儀」です。本物は中国にあるそうで、そのレプリカだとか。 一応ちゃんと稼働します。 美星天文台でも色々な説明を受けました。
講義:イントロダクション

講義:スペースガードセンター

講義:望遠鏡の説明

講義:ガンマ線バースト

説明の後、いよいよ望遠鏡へ。
101cm望遠鏡
これが美星天文台の101cm。銘板を見ると「法月技研」となっています。静岡県焼津市のメーカーのようです。
101cm望遠鏡
熱心に説明を聞く西はりま友の会会員の皆さん。この後、床を上昇させてもっと近くで説明を受けました。
101cm望遠鏡
この写真は101cmの接眼部。
101cm望遠鏡
こちらは電動で切り替えるクーデ焦点用の第3副鏡。
101cm望遠鏡
この後、美星スペースガードセンターの展示室に移動。
101cm望遠鏡
スペースガードセンターのミニチュア。こう言う配置になっているそうです。 結局中身は見せて貰えませんでした。少々残念な気もします。
101cm望遠鏡
天文台の近くには、アマチュアの方が建てたと言う観測所も見えます。 環境の良い場所なのが推察されますね。
101cm望遠鏡
スペースガードセンターの隣は、戦国時代の村や砦を再現した「中世夢が原」という施設があります。
101cm望遠鏡
これは武家屋敷。しかし、この裏手の方には韓国のモニュメントみたいなのやらも有り、結構無国籍な施設です。
101cm望遠鏡
何でも、大河ドラマ「武蔵」とか映画「あずみ2」のロケが行われたんだそうな。 写真やら何やらが飾ってありました。 ここを通り抜けた後、またまたバスに乗り込み、帰途に就きました。

        / GGA02600@nifty.com
     ☆<^)><★---・・・・・・
        \゛ フォーマルハウト


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コメント

楽しかったんだろーなぁー
いいなぁー
でも、ぺがすすが行ってもあまり楽しくないだろぉーなぁー
アストロツアーの行き先から書き込んでいます。。。

投稿: ぺがすす | 2005/09/18 04:01

美星天文台からですね。
あの101cmで観測中?
そう言えば最近ブログの更新がないよ。
たまには読みに行っているのにねぇ。
今回最も嬉しかったのは、天体物理観測所の188cmを目一杯触れた事でした。
写真を沢山撮り過ぎたので、詳細は整理出来てからになります。

投稿: フォーマルハウト | 2005/09/19 16:12

ぺがすすの仕事場は美星ではなく、
最も嬉しかったところの最新鋭望遠鏡ですがなぁ。
仕事場というなら、説明を受けた会議室の方が仕事場かな?
あそこのPC使って、あそこのソファーで寝て・・・

ブログご覧頂きありがとーございます。
観測記録はノートにとっていますので、気が向いたら書きます。
他にもネタはあるんだけど、忙しい・・・
出兵まで残り9日、平日6日。。。

投稿: ぺがすす | 2005/09/20 21:54

あらら、失礼しました(^^;。
そっか、金環食見に行くんでしたね。
土産は期待してないけど、土産話は期待していますので宜しく。

投稿: フォーマルハウト | 2005/09/21 05:25

天文博物館長は粟野さんです

今頃 ^^;

投稿: argo | 2006/08/02 21:29

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